伊藤華英選手、引退

北京、ロンドン両五輪に出場した伊藤華英選手（27）（セントラルスポーツ）が17日、ぎふ清流国体でレース後に今大会限りでの現役引退を表明しました。

伊藤選手は、同じ背泳ぎで親友の寺川綾選手と高校生のころから、日本水泳界のアイドル的存在で注目を集めていました。

2004年4月のアテネオリンピック代表選考レースでは3位に終わり、オリンピック出場を逃しました。
この時、親友の寺川選手はアテネオリンピックで、200m背泳ぎ8位入賞を果たしていました。

続く2008年の北京オリンピックでは、アテネとは逆に寺川選手が代表入りをのがし、伊藤選手が100m。200m背泳ぎの代表となりました。
結果は、100mで8位入賞、200mは準決勝敗退でした。

そして2012年のロンドンオリンピック、寺川選手は100m背泳ぎで、伊藤選手は200m自由形で念願のアベック出場を果たしました
しかし結果は、寺川選手が銅メダル2個を獲得したのとは対照的に、伊藤選手は決勝進出を逃し大舞台で活躍することはできませんでした。

寺川選手は、ロンドンオリンピックで念願のメダルを獲得した後、ファッションショーやプロ野球の始球式など華やかな活動をしています。
そんな中、伊藤選手は国体に出場。そこで静かに現役を退きました。

ソース：読売新聞
参照：伊藤華英選手のウィキペディア

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