2012年10月14日日曜日

Lloyd Umali Concert

家族で、フィリピン人シンガーのコンサートに行ってきました。
場所は、岡崎美合にある「愛知県青年の家」、200名ほど収容できるホールで行われました。

開始予定時間は18:00。私たちは20分くらい前に到着しました。
成年の家のロビーは、既にフィリピン人でいっぱいでした。
たちかう声はタガログ語で、息子は、初めて見る外人だらけの場所に怖気ずき、中に入るのに尻込みしていました。
「人間の言葉は一つに統一しようよ~、そうすれば世界は平和になるよ~」などと訳のわからないことを言っています。
外国に来たと思えばいい、と言えば、「外国に行くのは嫌になった」と言いだす始末。
息子の弱気な性格には困ったものです。

さて、定刻の18:00を過ぎても、始まる気配は全くありません。
そしてそのことに文句をいう人も誰一人おらず、談笑しながらのんびりと開場を待っています。
これが俗に言う「フィリピン・タイム」、定刻は遅れて当たり前なのです。

18:15分頃、ようやく会場のドアが開きました。
コンサートの開始です。

前座その1として若いフィリピン女性のダンス、前座その2として、フィリピン男性5人のバンドがパフォーマンスをしました。
前座については、ブログに書くべきことは何もありません。

前座が終わると真打の登場です。
シンガーの名は、”Lloyd Umali”(ロイド・ウマリ)、声がマイケル・ボルトンに似ていることから「フイリピンのマイケル・ボルトン」と言われているそうです。
彼は、1990年代後半にフィリピンでとても人気のあったシンガーです。
前座とは全くレベルの違うパフォーマンスを見せてくれました。
曲と曲の間のおしゃべりも面白いらしく、観客は大盛り上がりです。
私は何を言っているのかさっぱりわかりませんでしたが・・・

あっと言う間に時間が過ぎ、気づいてみると終わりです。
19:00くらいかな、と思いながら時計を見ると20:00でした。
楽しい時間は、時が過ぎるのが早いものです。

妻が楽しんでいたのは当たり前ですが、息子もまんざらではないようでした。
最初はビビッていましたが、見知らぬ大勢の人と一緒になって盛り上がることの楽しさを発見したようです。
親としては一安心です。

最後にロイド・ウマリ氏がどんな人物か、WEBで調べてみましたので、紹介します。

受賞歴:
  • ゴールドレコード賞 受賞アルバム「Lloyd Umali」
  • アウィト賞BESTS 男性歌手 受賞曲「Bakit Kung Sino Pa」<1994年>
  • ギレルモ・メドーサ記念奨励賞 最優秀男性歌手<1995年>
  • アウィト賞ファイナリスト 最優秀トラディショナルレコーディング歌手 受賞曲「Isang Tanong,Isang Sagot」<1995年>
  • カーサ賞 受賞曲「Say I Do」<1996年>
  • アウィト賞 男性レコーディング歌手最優秀賞 「Saan Ka Man Naroroon」「Ikaw at Ako」<1997年>
  • メトロポップ 準優勝 受賞曲「If I Could」<1997年>
  • アウィト賞 最優秀トラディショナル・ソングパフォーマンス受賞 受賞曲「Saan Ka Man Naroroon」<1999年>
  • カーサ賞 最優秀ポップボーカル・コラボレーション<2000年>
  • 最優秀男性ポップパフォーマンス「Bukas Na Lang sana Ang Kahapon」

海外公演: 香港、日本、アメリカ、オーストラリア、アラブ首長国連邦ドバイ、台湾、韓国

CMソング:
  • サンミゲルビール Xmas ジングル / サンミゲルビール プレミアム
  • カールスバーグビール / ジョンソン フェイスパウダー
  • コカ・コーラ「Suert sa Uhaw」/モントレー / CDO / マヌエラ

映画テーマソング: 「Asero」 / 「Ikaw Pa Eh Lab Kita」 / 「Pustahan Tayo Mahal Kita」 / 「Utol」

映画出演: 「Separada」/「Pwera Biro Mahal Kita」

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