2012年12月30日日曜日

2012年ベストレース

2012年、オリンピックイヤーも終わりを告げようとしています。そこで、私が選んだ「2012年歴史に残るベストレース」を紹介します。
  • 1位:ロンドン五輪男子200m個人メドレー
  • 2位:ロンドン五輪男子200m自由形
  • 3位:ロンドン五輪男子400mメドレーリレー

3位のロンドン五輪400mメドレーリレーは、日本が初めて銀メダルをとったレースとして歴史に残るとともに、松田丈志選手の「手ぶらで帰すわけにはいかない」発言が、後世に記憶を残すでしょう。

ロンドン五輪男子400mメドレーリレー
1 United States 3:29.35
2 Japan 3:31.26
3 Australia 3:31.58
4 Great Britain 3:32.32
5 Hungary 3:33.02
6 Germany 3:33.06
7 Netherlands 3:33.46
8 Canada 3:34.19

2位のロンドン五輪男子200m自由形は、マイケル・フェルプス時代の終焉と若手の台頭が象徴的なレースでした。 北京五輪優勝のフェルプス選手にかわり金メダルを手にしたのは、フランスの若手ヤニック・アニエル選手(20歳)でした。 2位には、400mと1500m自由形を制した中国の孫楊選手(21歳)、同じく2位は韓国の朴泰桓選手(23歳)でした。

ロンドン五輪男子200m自由形
1  AGNEL Yannick 1:43.14
2  PARK Taehwan 1:44.93
2  SUN Yang 1:44.93
4  LOCHTE Ryan 1:45.04
5  BIEDERMANN Paul 1:45.53
6  RENWICK Robbie 1:46.53
7  FRASER-HOLMES Thomas 1:46.93
8  IZOTOV Danila 1:47.75

第1位に選んだロンドン五輪男子200m個人メドレーは、長年続いていた、フェルプス選手、ライアン・ロクテ選手、ラースロー・シェー選手(ハンガリー)の個人メドレー三つ巴の戦いに、フェルプス選手の男子競泳史上初の五輪3連覇という形で終止符が打たれたレースです。
400m個人メドレーもフェルプス選手が4位に沈み、別の意味で終止符が打たれました。

2004年 アテネ五輪
 ・200m個人メドレー 金:マイケル・フェルプス 銀:ライアン・ロクテ  銅:ジョージ・ボベル
 ・400m個人メドレー 金:マイケル・フェルプス 銀:エリク・ベント  銅:ラースロー・シェー
2008年 北京五輪
 ・200m個人メドレー 金:マイケル・フェルプス 銀:ラースロー・シェー  銅:ライアン・ロクテ
 ・400m個人メドレー 金:マイケル・フェルプス 銀:ラースロー・シェー  銅:ライアン・ロクテ
2012年 ロンドン五輪
 ・200m個人メドレー 金:マイケル・フェルプス 銀:ライアン・ロクテ  銅:ラースロー・シェー
 ・400m個人メドレー 金:ライアン・ロクテ 銀:ティアゴ・ペレイラ  銅:萩野公介

ロンドン五輪男子200m個人メドレー
1  PHELPS Michael 1:54.27
2  LOCHTE Ryan  1:54.90
3  CSEH Laszlo  1:56.22
4  PEREIRA Thiago 1:56.74
5  HAGINO Kosuke 1:57.35
6  TAKAKUWA Ken 1:58.53
7  GODDARD James 1:59.05
8  DEIBLER Markus 1:59.10

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