2012年4月14日土曜日

授業参観

今、息子(小学6年生)の授業参観に、妻と二人で行ってきました。

授業内容は、2匹のライオンのうち、どちらが王様にふさわしいかを、議論するものでした。
少し説明します。
  • ジャックというライオンは、力が強くて、みんな俺についてこい的なリーダーシップがあるが、自分本位。
  • アーサーは、力も弱く、普段は弱虫だが、仲間がピンチの時は、率先して助けるようとする強さや優しさを持っている。
生徒の多くは、自分本位のジャックより、仲間思いのアーサーの方が王様にふさわしいと発言していました。
そんな中、少数意見であるジャック派で、一人面白い発言をする子がいました。
「テレビで見ていると、国の偉い人は大抵自分勝手だから、ジャックが王様にふさわしいと思います。」
思わず、おぬし、なかなかやるな、と心の中で叫んでしまいました。

授業の最後は、議論した結果どちらが王様にふさわしいかと生徒に手を上げさせて終わりました。
先生には、争点は何か、落としどころはどこか、といった議論の仕方をもう少し教えたあげて欲しいと思いました。

授業参観の後、講堂に移り、PTA総会と先生全員の挨拶がありました。その先生の中で、私の中学生時代の恩師を見つけました。
総会が終わると、先生に挨拶がしたくて一目散に職員室へと向かいました。
先生が私を覚えていてくださっているかは疑問ですが、私の話を温かく聞いて下さりました。

なんだかとても良い一日でした。(まだ正午ですが)

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