2013年2月5日火曜日

体罰について考える

このブログで体罰について書くのは、今回で2回目になります。(前回のブログ「女子柔道界の体罰騒動」)
1回目は柔道界と水泳界についての比較を書きましたが、今回は、体罰の良し悪しについて考えてみたいと思います。

体罰の良し悪しについて語る時、様々なケースがあるため、それを整理して考える必要があると思います。
「どんなケースでも体罰はダメ」という意見もあれば、「場合によっては許される」という意見もあるでしょう。
今回は、「場合」をもう少し掘り下げて考えてみたいと思います。

What(何)・・・体罰
  1. 入院しない程度ならOK ――――― 大げさにならなければOKでは? 
  2. 病院にお世話にならない程度ならOK ――――― 費用がかからなければOKでは? 
  3. 怪我を負わせなければOK ――――― 少しくらいはOKでは?
  4. 体に痛みを伴わなければOK(例:バケツをもって廊下で立つ) ――――― みんな経験あるはず?
  5. どんな体罰もNG
When(いつ)
  1. 戦国時代まではOK、天下泰平となってからはNG ――――― 武士の時代は体罰なんて当たり前? 
  2. 江戸時代まではOK、明治以降はNG ――――― フランス革命(1789年)以前は、そもそも人権という言葉がなかった?
  3. 戦前はOK、戦後はNG ――――― 修身の教科書の時代は体罰は当たり前?
  4. 昭和まではOK、平成はNG ――――― ここ最近だけでしょう。体罰が問題視れれるようになったのは・・・
  5. どの時代でもNG
Where(どこで)
  1. 軍隊の中ではOK ――――― 生きるか死ぬかの世界では、体罰も必要
  2. 相撲部屋ではOK ――――― 殺してはダメですが・・・
  3. 学校の中ではOK ――――― 言っても分からないやつには体罰OK?
  4. 家庭の中ではOK ――――― 躾の家庭方針は、よそからつべこべ言われたくない
  5. どこであろうとNG
Who(誰が)Whom(誰に)
  1. 上官→部下・・・OK ――――― 「貴様それでも軍人か!歯をくいしばれ!」 
  2. 親方→弟子・・・OK ――――― 昔の徒弟制度では、体罰は当たり前?
  3. 先生→生徒・・・OK ――――― 金八先生ならOK?
  4. 親→子供・・・OK ――――― 星一鉄と星飛雄馬ならOK?
  5. 誰であろうとNG
Why(なぜ)
  1. 大勢の人を傷つけた場合はOK ――――― 二度としないように体罰は必要?
  2. 大勢の人に迷惑をかけた場合はOK ――――― 二度としないように体罰は必要?
  3. 人を傷つけた場合はOK ――――― 相手の感情を考えれば体罰も必要?
  4. 人に迷惑をかけた場合はOK ――――― 相手の感情を考えれば体罰も必要?
  5. どんな理由があろうとNG
How(どのように)
  1. 武器を使わなければOK ――――― さすがに武器はいけないでしょう 
  2. 素手ならOK ――――― 殴った方の手も痛いのでお相子?
  3. 愛情があればOK ――――― 愛のムチは必要でしょう
  4. 愛情が相手に伝わっていればOK ――――― 愛情があるだけではダメ、でも相手に伝わっていれば良いのでは?
  5. どのように行ってもNG
上記の組み合わせは、15,625通り(=5×5×5×5×5×5)あります。
私の経験を紹介します。
  • 時は昭和、小学生の頃、学校で先生に、バケツをもって立たされた経験があります。
  • 家で、息子に対して、体に痛みを伴わない体罰を愛情をもって行った経験があります。

皆さんはどのように思われますか?

にほんブログ村 その他スポーツブログ 水泳へ ←応援ありがとうございます。 byすくーる水着

0 件のコメント:

コメントを投稿