2013年4月27日土曜日

競泳日本・平井ヘッドコーチの選手育成法について

一昨日、平井ヘッドコーチの選手育成法について書かれた下記のコラムを読みました。

sportsnavi>他競技>コラム>競泳日本ヘッドコーチ・平井伯昌に学ぶ「結果を出し続ける人の育て方」・・・高島三幸著 2013年4月25日
URL:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/other/all/2013/columndtl/201304240004-spnavi

このコラムによると、平井コーチの選手育成法の秘訣は、
  1. 選手一人ひとりを観察し個性を把握
  2. 個性に応じた指導をする
ということです。個性の把握といっても大雑把なものではなく、下記のように選手の内面について詳細に把握をした上で、指導プランを立てています。
  1. 技術や体力などのデータ
  2. 性格や人間性
  3. どんな思考なのか
  4. 何を理解していて理解していないのか
  5. どう伝えれば効果的に伝わるのか
  6. 理解するまでにどれほどの手間暇がかかるのか
また、指導プランの中には、選手の年齢や過去の練習環境等をふまえて、練習に対する心構えや努力の大切さから教えることもあれば、答えを言わず選手自身に考えさせることもあります。

現在、平井コーチのもとに集まった選手は、下記の通り錚々たる顔ぶれです。
萩野公介選手(東洋大)、山口観弘選手(東洋大)、北島康介選手(アクエリアス)、寺川綾選手(ミズノ)、松田丈志選手(コスモス薬品)、内田美希選手(東洋大)、宮本靖子選手(東洋大)、加藤ゆか選手(東京SC)、上田春佳選手(キッコーマン)

これらの選手の中にはこれまで日本の水泳界を支えていたベテラン選手もいれば、日本代表に初めて選ばれた若い選手もいます。

北島選手のようなベテラン選手は、自分の成績だけでなく、日本チーム全体も見回すことのできるメンタリティがあります。
若い選手だけでなく、ベテランの松田選手も含め、皆、北島選手を尊敬しています。
北島選手が皆に尊敬されるのは、成績だけでなく、人柄、人格といったところが大きいと思います。
日本では、相撲の横綱に品格が求められるように、あらゆるスポーツの一流選手に品格が求められています。
例を挙げると、相撲の白鵬関、今年引退したプロ野球の松井秀喜氏です。

ここで、ふとライアン・ロクテ選手のことが、頭をよぎります。リアリティ番組で失態をさらけ出しているニュースが流れています。
全米の競泳チームはロクテ選手のことをどう思っているのでしょうか?

私の考えでは、アメリカでは選手は成績さえよければそれでよし、日本と違い、スポーツ選手に人格まで求めていないのではないでしょうか。

みなさんはどう思いますか?

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