2013年8月31日土曜日

原石と石ころ

夏季ジュニアオリンピックが終了しました。
今回は、数年ぶりに市内の選手が出場し、身近な大会となりました。

出場したI選手は、息子とはスイミングクラブが違うものの同じ学年で、大会ではしばしば顔を合わせていたようです。

彼はバタフライの選手ですが、ひときわ目立った選手ではありませんでした。
現に、昨年の西尾市のバタフライの新記録を出した選手は、別の選手です。
この1年で大きく成長し、JOに出場、決勝に残り3位入賞という素晴らしい成績をおさめました。
正直言って、驚きました。

子供たちの水泳の成長を見ていると、困惑することがしばしばあります。
かつて、私たちが子供の頃は、運動神経が発達した子は、何をやっても上手で、普通の子が一生懸命に練習しても、運動神経の良い子には大抵かないませんでした。

しかし、今は、1年後に誰が速くなっているのか想像がつきません。
運動神経が良さそうに見える選手が、意外と伸びなかったり、どんくさそうに見える選手が意外と速かったりします。

昔はスイミングクラブのような原石を磨く場が無かったため、表面に輝いているものがなければタダの石ころとしか思われていませんでした。
今はスイミングクラブで磨くことにより、石ころと思われていた選手がダイヤと判明することがあるのです。

結論:一目で分かる才能もあれば、隠れて見えない才能もある。どちらの才能も、磨かなければタダの石

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